丹波篠山が本場の黒枝豆
インターネットでいろんな所で購入できるようになりましたが産地は?
丹波黒大豆の歴史
黒豆はずっと昔から篠山で作られてきました。
江戸時代、篠山藩主・青山忠講が、時の将軍・徳川吉宗に丹波の黒豆を献上したという覚え書きがあります。
その豆は大きくて丸く、たいへんよい味であると評判になったといいます。
当時、丹波地方では大凶作が続いていましたが、この黒豆を献上したおかげで年貢が免除されたといわれています。
以来、黒豆作りが奨励され、丹波の特産として盛んに作られるようになったそうです。
篠山でとれる黒豆は「丹波黒」と呼ばれ、大豆の中でも一番の大粒種で、表面に白い粉がふいているのが特徴です。
タンパク質、ビタミンも豊富、風味豊かな最高級品として全国に名を知られています。
乾燥した黒豆だけじゃない!黒豆の楽しみ方
黒豆はスーパーなどでは乾燥した黒豆か、煮てある黒豆の印象があるでしょう。
しかし、黒豆ファンの方や地元では、それだけではないんです。
インターネットが普及して、全国各地の名産が気軽に購入できるようになったので
御存知の方もいらっしゃるでしょう。
【本黒 丹波黒大豆の若さや】
黒豆が サヤの中で熟成しきって黒色になる前の青いサヤの状態のものです。
毎年10/5が解禁日になっています。旬は2週間ほど…と期間限定の枝豆です。
左の写真のように、普通の枝豆と違って黒っぽい皮をかぶっているのが特徴。粒も普通の枝豆よりもかなり大粒で味も濃いので、この枝豆を食べると普通の枝豆は食べれない!と言う方が多いのも納得です。
解禁日になると、全国からこの『若さや』を求めてたくさんの方がいらっしゃいます。高速道路の出口も大渋滞するほど。道路のあちこちで『若さや』の路上販売もありますよ。
黒豆は作るのが本当に大変なのです。苦労して作りますから【苦労豆(くろうまめ)】と文字って呼ばれる事もあります。